『実家を継ぐ』とはどういうことか?長男として調べてみた

年末年始を実家で過ごしましたが、今回も『実家を継ぐ』というワードを聞かされてきました。
シコ助は長男として、小さい頃から『墓を守っていく』『〜家を継ぐ』などよく祖父母や親戚に聞かされてきました。そのたびに『頑張る!』という具合に適当な答えをしていました。
しかし今になっても『頑張る!』としか言えないものマズイなぁと思い、実際に実家を継ぐとはどういうことなのか?何をすればいいのか?を調べることと、仕事柄地元に帰れないパターンも含め、リモートで実家を継ぐことが可能なのかも考えてみました。

墓を守る墓守になる

墓を守るとは墓を管理することです。墓を管理する人は墓守(はかもり)と呼ばれます。基本的には長男がこの墓守になるようですが、今のご時世、話し合いで誰がなるかを決められるようです。

この墓守がやることは

・お寺や霊園などへの管理費の支払い

・墓の掃除やお供え物の管理

・お彼岸やお盆などの年中行事の参加

→ポジティブに考えてみる

→〜家の墓に入る人は誰だろう。関係のある人ない人を分けて考えること。(総意を取るときに便利)

 →お墓を継ぐことは勿論非課税です。よって誰が墓守になっても、担当として回しても大丈夫みたい。

→管理費は年1万〜2万円程度らしい。こちらは引き継いだ財産などで捻出していくしかない。

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土地や建物について

実家を継ぐ際にネックになりそうなのが土地や建物を相続することです。

土地は相続出来るだけで『ラッキー』なんて思いがちですが、実は有効活用出来ないと不良債権になりかねません。

シコ助の場合、田舎の広大な土地と古い建物が相続となると思われますが、もし実家に帰ることが出来ずに誰も住まない場所になると次のリスクが考えられます。

①住んでもないのに固定資産税を払い続ける

②小動物の住居になったり、草が伸び放題で近所からクレームが入る

③建物を解体するのも数百万単位で費用がかかり、固定資産税も値上がりする

かなりヤバイです。

ちなみに土地活用すると考えると以下のパターンが考えられます。

・売却

→買ってくれる人がいればの話。赤字を垂れ流すより、二足三文でも良いので地元の不動産屋へ依頼しておく。

・コンビニ誘致

→自分から誘致していく方法もあるんだな。特にロードサイド(幹線道路沿い)は需要ありそうです。

コンビニ 出店|土地活用 出店事例|セブンイレブン

・トランクルーム経営

・駐車場経営

・賃貸アパート経営

→この辺はこれから過疎化する地域に需要はなさそうです。

ただ田舎だと老人ホームやデイサービスなどの誘致のチャンスもあるようで住宅メーカーや不動産会社になど土地活用の相談にのってくれる業者に聞いてみると良いとのことです。

土地活用のチャンスがあれば早期に投資、そうでなければ安くても売却する

山を相続した場合

山も有効活用出来ない場合、固定資産税がかかるだけの不良債権になりかわります。また不要な草木の伐採など定期的な管理という手間もかかるそうです。

国道や住宅造成地、鉄塔など立つと収入が入ってきますが、これはお国さまのご意向と相談です。 

図解 いちばん親切な相続税の本17-18年版

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田んぼや畑を相続した場合

すでにシコ助の実家の田んぼや畑は工場誘致によって土地を売却しています。結構いい金額になったそうです。

田舎でも場所によりますが、少し大きめの土地の方が需要がありそうです。個人で使用する程度の土地よりは、工場や店舗などの商用で利用する需要の方が高いようです。

また田んぼや畑は土地を貸して他人に有効活用してもらう方法もあるようです。

実家を継ぐ為に必要なこと

ということで調べて行くと、色々とリスキーな部分もありました。とにかく最大限の有効活用が出来なければ不良債権になりかねないものもあります。

準備しておくこと

・安くても売却する意識を持っておく

・土地活用について需要を見込んでおく

・都市計画など今後の展望を見込む

また、親戚や家族のマインドの部分についても考慮しておく必要がありそうです。

はっきりと実家を継ぐ意識を見せることで家族や親戚は安心するものです。年に数回は墓を管理したり、冠婚葬祭も率先して行動することは大事なことでしょう。その部分でリモートで実家を継ぐことは難易度の高いことです。

相続の話が出ると家族や親戚は色々と揉め事が多くなりそうですが、実家を継ぐものとして、責任を負うならば権限が発生することも心に留めておくべきです。

・実家に帰るように促されるかもしれません。

・親戚が昔から慣れ親しんだ土地を売却することに反対するかもしれません。

・冠婚葬祭など面倒な部分を押し付けてくる可能性もあります。

しかし実家を継ぐシステムを継承するならば、全体を指揮する決定権などの権限を持つことを同時に心得ておくべきです。

それはある程度自分でコントロールしていかなければ損し続けるというリスクを含んでいるからです。

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まとめ

『実家を継ぐ』ということは既にある資産を有効活用出来るかどうかでリスクの程度が決まってきます。

そのリスクを負う責任を受けるならば、権限が発生することも大事な考えです。決定権を持つことを自覚しましょう。

家族と親戚のマインドを考慮しつつ、リスクに備える、『実家を継ぐ』ことは大変なことでした。

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