シコ助の通勤ルートは家から西武池袋線で池袋まで出て、山手線で少し半時計回りをし会社に到着というようなルートです。
社会人になり脂も乗ってきた今日この頃、地方から憧れを抱いて出てきた東京も
長渕剛「とんぼ」 の歌詞のように少し虚ろいてます。
そしてこの町を憎んだ
死にたいくらいに憧れた 東京のバカヤローが
知らん顔して黙ったままつったてる
せっかく東京にいるのにどこに寄って帰るでもなく、スマホを弄りながらただ移動している毎日に変わっていきました。
ある日帰宅途中に不意にスマホを見るのをやめて電車の窓から雨が降りしきる東京を覗いてみました。
「街が綺麗やないか、、」
そしてなぜか先週読んだスヌーピーの本の言葉を思い出しました。
ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。)
スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)
故郷を離れ、やっと手に入れた東京での生活。もっと配られたカード(今の環境)を有効に活用しないともったいないぁと思ったのです。
スヌーピーは世の中の真理を教えてくれます。

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本当にサラッと名言を残すので笑 スヌーピーが世に出てかなり後にこういった本が書かれています。

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帰宅ルートで寄り道する時の精神コントロール
今まで帰宅ルートをただ移動するだけに使っていた自分の心を分析してみると、
・乗り換え駅の池袋で自分の好きな大型書店や家電量販店に寄って帰りたい気持ちはある
→大型書店や家電量販店に寄ってる最中にここから家まで40分かかるというような心理的な負担がある
→大型書店や家電量販店に行っても仕事終わりだと集中力が切れているせいかフラフラして結局何もしていない感じがする
・お酒を一杯だけ飲んだり、美味しいラーメン屋に寄っていきたい気持ちはある
→帰宅ルートは一人で過ごすのでお酒を飲みに行く勇気がない
→仕事帰りのラーメン屋を選ぶのに疲れて結局いつものラーメンを選んでしまい、ラーメン激戦区池袋にいるのに勿体無い感じがする
まとめると
帰宅ルートで寄り道することへの抵抗感
- 寄り道中の心理的な負担(家に帰るのが遅くなる、ここから40分も電車に乗らなければいけないなど)
- 仕事終わりの判断力低下のため無駄な時間になってしまう(あれこれ見る力が無かったり、いつものラーメン屋に入ってしまう)
- 一人で過ごすために新しいことに挑戦する機会が無く、結果寄り道した時の選択肢が減る
休日に都内まで出てみれば?と思ったのですが、休日に都内まで出る抵抗感の方が大きかったのとせっかく通勤ルートが憧れた東京なのにモッタイナイという気持ちがありました。
抵抗感を無くす為のアイディア
60分タイムアタックとスケジューリング
寄り道中の心理的な負担を減らすには事前にこの日、この場所で、〜分滞在するとスケジューリングしてしまうことです。
・スマホのスケジューラーに『書店に寄る:60min』『ラーメン二郎を食べて、ホワイトデーのプレゼントの下見をする:60min』と書いてます。
・時間を計測しながら先に決めた時間のなかでテキパキ行動します。
・60分の単位が使いやすいですが、帰りの電車出発時間に合わせるのもよいです。
Refillsのような綺麗で見やすく1日のマスが大きいカレンダーがオススメです。
寄り道の時間を決めてあげることで帰宅時間まで大体予測できてしまうことが心理的な負担がなくなります。
シコ助の場合、髪切りたいなぁ、美味しいラーメンを食べたいなぁ、ホワイトデーのプレゼントどうしようかなぁと思いながら平日を過ごし休日にまとめてやってしまう考えしかなかったのでこの方法で一気に時間の確保をすることができました。平日の方がお店混んでいないですしね!
寄り道にもっとメリットを持たせる
喫茶店によって家計簿を見直したり、美味しいラーメン屋を発見したり、ホワイトデーのプレゼントも喜んでもらえそうなものが買えたり、毎日帰宅ルートには楽しくなったり生活の手助けになったりとメリットを得るチャンスが沢山あります。
シコ助はせっかく東京にいるので夜景を見ながらお酒を飲む曜日と時間も確保しました。こうして土日が楽しみなだけで過ごさずにしっかりと平日も楽しめるようになりました。下記の記事にも書きましたが帰宅ルートで手間をかけずに癒されることもオススメです。
下調べと下準備は本気出す
60分タイムアタックも実はあっという間です。電車降りて『何をしようかなー?』だと遅いです。朝の通勤あたりで帰り道何をしようかなと考える程度がちょうどいいです。
・大型書店に寄るなら、読みたい本のリストを作成する。
・ラーメン屋に寄るなら、口コミをしっかり調べておく。
・100円均一に寄るなら、買い物リストを作成する。
わずかな時間、貴重な時間を濃密に過ごしたいものです。
朝の通勤でBarに通いたいけど一人だと抵抗あるなぁと思ったら昼間に同僚を誘って帰宅時に一緒に通ってみるという余裕のある行動もできます。
帰宅ルートをハックして変わったこと
・会社終わり〜家に帰るまでの時間が短い為、時間を貴重に感じて最適な行動をとろうと思うようになった。
→書店に立ち寄る時も読みたい本をメモして臨むようになった。
→適当にラーメン屋に行かなくなった。しっかり下調べしたり思い入れを持って臨むようになった。
・平日にしっかりとタスクを終えることが出来るので休日が休めないくらい忙しいことが減った。
→髪を切る時間や喫茶店で家計簿の見直しをする際の休日の時間がモッタイナイなぁと思うことが減った。
→たっぷり選ぶ時間を確保できるので自分の満足行くものを見つけたり、会社でも良い店を知ってるデキる幹事の称号を得ることができた(デキる幹事が社会人になって大切にしている飲み会の段取り - 200光年軍隊手帳の中身)
帰宅ルートを楽しくして、平日が充実し、休日の時間まで確保できました。
次はプレミアムフライデーの使い方を記事に書きたいと思います。