シコ助は大学生〜社会人初期にかけて『人生の有限感』というものを持っていた気がします。
『人生の有限感』とは『死』があり、人生には限りがあることを知識ではなく感覚で感じるものです。
堀江貴文著:人生論 にもその有限感を感じていた日々を綴っています。
堀江氏は突然死の恐怖が襲って来たとあります。他人の有限感についてあまり聞く機会がありませんが、
・他人の死と直面する
・自分が死にそうになる
の2パターンが多いのではないでしょうか?
シコ助は身近な人間の死から人生の有限感を感じるようになりました。
人生の有限感
人生の有限感がどのようにして自分の感覚となったのかは不明です。身近な人の死から、死について考え、自分に置き換える過程があったことは覚えてます。
死への恐怖というよりは『この瞬間が一回きり』みたいな感覚。ちょっとした焦燥感のような。恥ずかしさとか、勇気とかそういったものを通り越して『もっと大切なこと』をしっかりと見据えてる感覚でした。
有限感を持って変わったこと
人生の有限感を持ってから、行動が顕著に変わりました。
いつか必ず死ぬってことを心に刻み込め!
全てを失ったものが本当の自由を知る。
時代はFIGHT CLUBを求めてる。タイラーダーデンの名言から学ぶ - 200光年軍隊手帳の中身
行動力が劇的に向上する
これはフットワークの軽さや継続力でなく、怖いものに飛び込める瞬発的なものです。
好きな人へ告白するとかそんなレベルでなく、破天荒と言われるようなココではあまり書けないくらいの行動力です。
今考えると良くも悪くもこの行動から色々な経験を得ました。
人生を舞台として演出する
人生を舞台のように捉えていて
『ここで〜やらなかったら、一生後悔する』
と良くつぶやいていました。
自分史が頭にあってそこが舞台のように演出を考えていました。それは友達への一言だったり、家族へのサプライズだったりと後から自分史を振り返り良かったぁと言えるような舞台を作っていたと思います。
今は有限感が薄れているか?
この人生の有限感は現状から脱却したい時に感じやすいと経験してます。
この地上で過ごせる時間には限りがあります。
本当に大事なことを
本当に一生懸命できる機会は、
二つか三つくらいしかないのです。
スティーブ・ジョブズ
高校〜大学にかけて自分の大事としていることに突き進んでいた時に有限感を感じました。突き進む際には幾多もの『辞める』行為が必要でした。会社の辞め方と無思考の技術 - 200光年軍隊手帳の中身
辞めて、自分の大事なものを得てきた結果、次第に有限感を感じることは無くなってきました。
現状に感謝しつつも、そろそろ次のステップを考える時に発動するのが『人生の有限感』というものの性質だと思います。