ビリギャル著者の坪田信貴さんが書いた人間は9タイプ/仕事と対人関係がはかどる人間説明書を読んでみました。感想を書いてみます。
「この人とはうまくいくのに、この人とは何でうまくいかないのだろう」という疑問がもしかして解消されるかもしれません。
冒頭に「エニアグラムという理論をベースにしながらも、他の諸学説を僕なりにベストミックス」とありますので理論的には心理学に基づくものなのであまりあれこれ考えずに試してみてください。
こちらから診断もできます。
紹介する本が仕事編と称していて、家庭編もありますのでこちらもおすすめです。
自己分析するメリット
自己分析というと一番に就活思い出します。シコ助も学生時代はよくやりました。自分の特性や能力を分析し、抽象化して向いている仕事(業種や職種)を見つけるというもの。当時は配属される部署や周りの人間関係ってコントロールできないものだし、自己分析を就活に使うことって意味のないことなのでは?と懐疑的でした。
それから社会人となりある程度仕事を経験していくと自分の向き不向きがなんとなく露呈してきます。またその向き不向きをベースに仕事や生活を組み立てるとメリットがあることも感覚的にわかってきます。
例えばシコの特性に
信頼できる人から仕事を引き受けた時に必要以上に頑張れる特性
があります。
自発的に仕事に取り組むよりも何倍もすごい成果を出したりします。このように特性を言語化しておくと、仕事に身が入らなかったりすると
一度信頼できる人に仕事を相談してみる
とういうアクションを取ってみます。相談して関わりを作ると面白いように仕事が進んでしまうのです
おいらは目の前に問題があってそれに対する仮説を立てると検証する時に没頭しやすい。よって問題を定義するだけでなく、仮説を立てることを意識的にやるようになった。
— シコ助 (@nobuwell) 2017年10月8日
自分の思考が動き出す癖を知っていると没頭する時間が倍増した経験もあります。
人間は9タイプ
本書では「完璧主義者」「献身家」「達成者」「芸術家」「研究者」「堅実家」「楽天家」「統率者」「調停者」の9つのタイプに分かれます。それぞれの項目でプラス面と弱点、これをすごく嫌う、向かない・したがらない行動・リーダーになったら・部下になったらなどの特性を解説があり、他者のタイプへの接し方も書いてあります。
「研究者」タイプの分析
シコ助は研究者タイプとのことでプラス面は以下の通りです。
自分の取り扱い説明書より
各タイプ同士の相性より
9タイプ同士の相性についても記載がありました。研究者は統率者タイプが上司だと相性が抜群らしいです。そのほか向いている仕事、研究者だと経理事務、人事職、システムエンジニアやプログラマーなど。「個人の裁量感」が重要なワードです。それと弱点はプレゼンみたい。。
「強み」「得意」「好き」を活かすことの重要性
ドラッカーのマネジメントにも書いてある通り、長所を伸ばすことはメリットが大きいことです。仕事以外にも家庭や友人との関係だったり、あらゆる判断の根拠になったり、自分が楽しいと思える生活デザインの根拠になったりします。
なのである程度自分の「強み」「得意」「好き」は把握しておきましょう。シコ助はマインドマップに書いて、時々見返して追記したりと定期的にメンテナンスをしています。
ストレングスファインダーについて
この手の書籍では有名どころですが、こちらの本に書いてある内容よりももっと具体的で仕事に活かせるといった印象でした。ストレングスファインダーは34の強みに分類しますので自分の「能力」を分析する場合におすすめです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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それと診断結果も被る点が多く、信頼しても問題ないと思いますよ。
自分を知り、仕事や生活に活かせれば大きな結果を得られること間違いなしです。
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