今までほとんど漫画を読まなかったのは、漫画をいちいち購入するのも値段が高いし、友達から貸し借りするのも面倒だし、ブックオフで立ち読みするにも体力も無いし、そもそも漫画を読むことよりも重要なことがあるようなないような、あやふやな気持ちで過ごしてきたことにあります。
社会人なると少し賢くなって仕事、家事、子育て、趣味など忙しいながらも1日を充実させようと努力するようになり、漫画を一冊でも読むことが生活のスパイスになることを知りました。
例えば休みの日に漫画を一冊買って、読みながら電車移動して温泉に行く事は至福です。
漫画を買って読むことはプチ楽しいイベントとして生活の一部に組み込むことにしています。
ワンピースやキングダムのように長く続く長編は今更読み進めることが出来ないし、幼稚なものもダメ、でも読みやすくて漫画初心者にもオススメできる作品を紹介したいと思います。
- サボリーマン飴谷甘太朗
- BEASTARS
- 吉祥寺だけが住みたい街ですか?
- 僕たちがやりました
- 人形の国
- 中間管理職トネガワ
- サ道
- 服を着るならこんなふうに
- BLUEGIANT
- 3月のライオン
- 神の雫
- まとめ
サボリーマン飴谷甘太朗
イケメンで仕事が出来る営業マンが仕事をサボってひたすら有名スイーツ店をめぐる物語です。主人公の異様なコダワリが興味深々だし、美味しいときのリアクションが絶妙です。スイーツの楽しみ方を教えてくれるうえ、舞台が実際にある有名店なので手の届くリアルさが飽きさせません。
BEASTARS
じわじわくる人間ドラマですが登場するのは動物です。普遍的な真理、例えば弱肉強食が青春劇の裏側でちらほらと垣間見得ます。登場するキャラクターの心情と場の雰囲気が多彩な技法で盛り込まれていてのめり込めます。こんなにも一瞬で虜になる漫画は初めてでした。
吉祥寺だけが住みたい街ですか?

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤングマガジンコミックス)
- 作者: マキヒロチ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/11/09
- メディア: Kindle版
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吉祥寺に少々癖のある双子の姉妹が営む不動産屋がある。住みたい街No1吉祥寺に住みたいと訪れる客に対し、吉祥寺以外の町の魅力を紹介する。不動産屋にくる人間は転勤、転職などそれぞれ思いを抱えて再出発する。その姿が切ないような、少しホッとする心温まるストーリです。吉祥寺以外にこんな良い街があるのかと発見もあります。
僕たちがやりました
主人公の高校生が仕掛けたイタズラがとんでもない事件に発展して行きます。コメディであり、シリアスであり緊張感のバランスが絶妙でかなりハマります。一話目から最終巻まで一気に読みほした作品です。2017年にはドラマになった話題作です。
人形の国
地底との戦争に敗れた人間と蔓延する人形病、攻撃的な自動機械。劇中の世界観が凄すぎてグングン引き込まれていきます。話の展開もテンポよく世界観に深みが感じられます。2巻までしか出てないので読了して新刊出るのをワクワク待ってます。
中間管理職トネガワ
とにかく笑えます。ギャグのセンスが良いってこういうことだろうなって思います。帝愛グループの会長の無茶ぶりに必死に応じながらも部下に慕われるように努力する主人公の利根川、そのドタバタ劇が毎回大笑いです。一話ずつじっくり楽しめて飽きがこないです。
サ道

マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)
- 作者: タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: コミック
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サウナ好きにおススメです。サウナの意味と価値を再認識出来る作品。サウナの気持ち良さ、精神を安定させる効果、自分も向き合う時間。とになくサウナの素晴らしさを結集していて読んだら今すぐにでも行きたくなる不思議な力を持ってます。サウナ初心者の入門書としても使えそうです。
服を着るならこんなふうに
最近になってオシャレな服を身にまとうようになった友人宅で読了。ファッションの基本的な考え方が学べてかなり得した気分になれます。『ただ服を着れば良い』という考えを理論的に納得させられます。奇抜さやブランド品で固めたファッションでなく、ユニクロでもコーディネート出来る洗練された考えを取り入れることが出来ます。
BLUEGIANT
ジャズをテーマとした漫画で音楽好きにはたまらない作品だと思います。主人公の努力する姿が活力をくれますし、素直で直向きな姿に感動します。アメトークの漫画芸人で紹介された一冊。
3月のライオン
将棋漫画。類い稀な才能を持つ主人公ですが、どこか空虚で孤独な毎日を送ってます。そんな主人公を将棋を通してどこか暖かく包み込む人間味溢れるストーリーです。全てに疲れた時、頼るべきなのは人なんだなぁと思い出させてくれる作品。将棋に興味なくても問題なく楽しめます。
神の雫
ちょうどワインにハマっていた時に読み進めた漫画。ワインの奥深さを学びつつ、またワインを表現するフレーズも勉強になります。絵が綺麗でその気品高い世界観に引き込まれること間違いありません。ワインの知識がない主人公が天賦の才で権威に挑んでいく姿が爽快です。
まとめ
たとえば今日は朝から晩まで仕事だったと後悔しそうになる一歩手前で漫画を一冊でも読み進めてみましょう。手軽な日常のスパイスになりますし、発売日を待つというワクワクも増やすことが出来ます。漫画おすすめです。
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