昨年から体重の増加が止まらず、『仕事が忙しいからしょうがない』みたいな開き直り思考でいたのですが、ダイエットを機に意識改革を進めて行くと、自分の感覚に対して誤解があり、多くの無駄な行動を生んでいることを発見しました。
朝起きた時の口の渇き、ネバネバ感に対して、『喉が乾いているんだなぁ』と錯覚し、よく炭酸飲料を飲んでいました。炭酸飲料は喉越しがよく、なんとなく口の渇きを潤してくれる感があり毎朝の日課になりました。
また寝起きの頭のボーッとした感じを治す意味で糖分摂取が必要と錯覚し、コーラやエナジー系の甘い炭酸を多量に摂取していました。
それからなんとなく仕事のストレスが原因として太っていくことを肯定するようになりました。
感覚をしっかりとらえること
以前、ふろむださん(@fromdusktildawn)がオススメしていた本にファストアンドフローがありました。

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ダニエル・カーネマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 文庫
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自分の意思がいかにして決まるのかを解説したもので、いかに錯覚と誘導の中で騙され続けているかがわかります。
コーラやエナジードリンクは一時的にすっきりするものの、感覚を研ぎ澄ませてみると、口の渇きは鼻炎から来るものでしたし、寝起きのボーッとした感じは肩こり、首こりの解消であださりとなくなりました。
なんとなく不快感を取り除いているようで、根本原因に気づかないまま、違ったことをやり続けることって本当に恐ろしいことです。
ずっと甘いジュースを飲み続けている人は本当に喉が乾いているか?口がさみしいのか?鼻炎からの不快感からか?しっかりと感覚を研ぎ澄ませて見返した方が良いと思います。
感覚を研ぎ澄ませてダイエットを成功させる
ダイエットは感覚を研ぎ澄ますことが成功へのステップです。
以前書いた体を動かしたくない人のための無気力ダイエットですが、これも感覚を研ぎ澄ませて葛藤を読み解いたからこそのダイエット法です。
体を動かしたくない人の為のダイエット方法 - 200光年軍隊手帳の中身
感覚を研ぎ澄ますために、シコ助は自分宛の質問を下記のように繰り返しています。
・お腹が空いている
→どの程度空いているのか?→ラーメンが食べたい?→豆腐を食べたら落ち着かないかい?
・全部食べる
→目の前にあるからというで食べ過ぎてないかい?
この辺は『いつまでもデブと思うなよ』が参考になります。
メーカーが決めた「一人前」などという分量にとらわれる必要はない。
またアルコールを飲むと簡単に錯覚や誘導に惑わされるのでダイエットにはオススメできません。
締めのラーメンはアルコールによる錯覚と、『締めのラーメン』という魔法の言葉がそうさせているに違いない。
まとめ
ダイエットの大敵は感覚を見誤ることです。
ちょっとした見誤り、辺な認識、謎の開き直りが、毎日毎日繰り返されることで、いつのまにか大きく違ったところに行き着くことがあります。
『ダイエットの記録を取って毎日振り返る』『食べない仕組みを作る』
など分かりやすいダイエット法も良いのですが、一度、その食べる行動、食べる瞬間の感覚を客観的に精密に見ることであっさりと誤りに気づく、その繰り返しで毎日カロリーを減らすということもダイエットを成功させるには必須なことだと思います。