シコ助です。
この時期、ずっと家にこもっているのも気分が滅入るようになりました。
そんな時に散歩がオススメで、特に目的なくブラブラするだけで『簡単に気分転換』が出来ます。凄く大事なのがテレワークなどメリハリがなく、じっと作業をしている時こそ、この手軽な気分転換がメンタルの不調を解消してくれるということです。
仕事疲れからハードな運動は拒否しつつも、手軽な運動であり、頭を使わず、気軽でしっかりメンタルが整う『散歩』はシコ助のブームなのです。
散歩に持ち歩きたい散歩本
誰かの散歩エッセイだったり、道端にある前モノ・コトの名前や仕組みを知れたり、家庭やお店から香るにおい、店構えや都市計画、あらゆる視点から散歩に関する、散歩に役立つ散歩本について紹介したいと思います。
どこでもいいからどこかへ行きたい
phaさんが書いた本です。目的があるわけでなく、単に『どこかへ行くこと』が目的です。何をするわけでもなく、移動時間が好きで遠くに行った非日常感が好きで、行った先で本を読んだりいつもの事をするという不思議な本です。ここにピンとくるとブラブラ散歩することがいかに楽しいことか理解できます。時間をかけてお金を使わず贅沢な生活を送るのに素晴らしいヒントになる一冊です。
街角図鑑
信号、マンホール、電柱、パイロンなど街で見かけるものの名前やその種類について学べる本です。散歩をしていると、その名前や機能について知りたくなります。気になってしょうがなかったりします。
このように工事現場でも沢山の名前があって、それを知れる図鑑は凄く便利です。
街角図鑑 街と境界編
街角図鑑の街と境界編です。図鑑の目次を見るだけでワクワクします。
【街にあるもの】
配管
足場(小金井美和子)
玄関灯(内海慶一)
エアコン室外機(斎藤公輔)
ガスメーター
電気メーター
給水塔(小山祐之)
商店街
神社
路上園芸(村田あやこ)
残余地(島野翔)【私たちを取り囲んでいるもの】
道路・歩道・通行帯
交差点
坂道
階段
歩道橋
踏切
高架橋脚(田村美葉)
見える地下(小金井美和子)
公園を観察する(石川初)
公園遊具
東屋(高橋英樹)
公園遊具
パーキングスケープ(八馬智)
駐車場【街と街の間にあるもの】
川そのものと周辺のいろいろ
ダム(萩原雅紀)
田んぼ
畑
橋
トンネル
鉄塔(加賀谷奏子)
都市鑑賞とは何か(大山顕)
街角図鑑の1巻と違うのは、街に溢れるちょっと大きいものの図鑑です。散歩中に『そういえば気になっていた』というものが解消されていくのが楽しいのです。
東京さんぽ図鑑
東京にある建物の解説本です。ある時代に流行った建物様式や、通り、横丁、裏町などの江戸時代から残る都市計画など、散歩しながら散策するのに最適な本です。。特に丸の内周辺のビルが31メートルの高さで建てられているのとその理由に驚いたりしました。本で読みながら現地で確認すると納得!の連続で本当に楽しいです。東京に限らず得られる街知識満載です。
東京店構え
店の外観が好きだったりします。散歩ではちょっと古めのお店を観察するのが好きです。そんな店構えをなんとポーランド出身のイラストレーターが描いてます。写真より味わいがあって、好きな店構えを自分の手に入れたような満足感です。
この方が描いた夜バージョンも素晴らしいです。懐かしく暖かい描写がなんともたまらないのです。
東京夜行

東京夜行 マテウシュ・ウルバノヴィチ作品集II〈『東京店構え』に続く第2弾! 新海誠監督との特別対談も収録! ! 〉
- 作者:マテウシュ・ウルバノヴィチ
- 発売日: 2019/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
散歩の達人
散歩の達人は定期購読です。ここで紹介される散歩本も面白いし、オススメ散歩ルートや、食べ歩き、観光スポットの情報としても役立ちます。とにかく読んでて散歩しているようで楽しい一冊です。
ブラタモリ
ブラタモリは知られざる街をブラブラしながら、歴史や人々の暮らしに迫る番組で、中でもその土地特有の地形を考察しながら歩く部分が面白いです。この地形や歴史などの基礎知識があるとどんな場所を散歩しも応用出来ますし、散歩をより楽しめるようになります。